春の四重奏オリジナルTシャツプロジェクト とは
奇跡の景色・春の四重奏
朝日町には春の四重奏という素晴らしい景色が期間限定で登場します。 残雪の朝日岳・白馬岳を背景に桜並木とチューリップ、菜の花の4つのレイヤーを楽しめる、富山県朝日町ならではの春の風景です。 実はこの風景は自然にできるものではないのです。
70年の歴史と1件の農家
堤防沿いに植えられた280本のソメイヨシノの木。これらは1957年に地元の皆さんの手で植えられ、その後も大事に維持管理されてきたものです。
その桜と一緒に楽しむことができる菜の花とチューリップは、なんとたった1件の農家『チュリストやまざき』さんによって植えられたものです。富山の県花でもあるチューリップはこの地域でもかつては多くの方が栽培していました。それが時代の流れとともに減少していったのです。
またチューリップを狙った時期に開花させるのも非常に難しいことです。日々桜の開花時期とチューリップの状態を注視しながら、最後には1本づつ手植えをすることで美しい景色が完成します。
経済効果は限定的
「春の四重奏」の期間中は非常に多くの方が朝日町にいらっしゃいます。一方で、町や農家に対する経済効果は現時点で限定的です。
来場いただいた方にはお米やお花などの農産物を売っていますが期間中は花の手入れなどもあり、物販に多くの人手を割くことはできません。
また朝日町に存在する宿泊施設が限られており、県外や外国からの観光客は朝日町以外で宿泊することもしばしばです。
町と農家への還元を考える
朝日町には春の四重奏以外にも名物の「たら汁」をはじめとした豪華な海産物を食べられる食堂、ダイビングなどのアクティビティが楽しめるスポット、ヒスイが取れるヒスイ海岸など、足を運んで欲しい場所がたくさんあります。
また、春の四重奏は全国花見スポットとは一線を画した魅力があると私たちは考えています。この景色と魅力をより多くの人に届けて、最終的には町と農家に還元するような経済の輪を作っていくことが私たちの目標です。
私たちにできること
その最初の一歩として、春の四重奏の景色をモチーフにしたオリジナルデザインTシャツを作成しました。春の四重奏をグッズ化したのは弊社が初で、この売上は朝日町を盛り上げるための事業に使われます。
合わせて、朝日町の海辺の空き家を購入しその利活用を現在計画中です。宿泊施設やイベント施設として改修して朝日町のニュー観光スポットにすることを目指して日々活動中です